送別会の幹事を任されると責任重大!…何から準備をすればいいのかと悩んでしまいますよね。
また送別会で贈るギフトについても、予算や内容などを決めるのは難しいものです。
送別会の幹事の仕事内容に正解はないですが、「送別者に喜んでもらえること」「参加者が困らないこと」が重要となるでしょう。
そこで今回は、送別会において幹事が行う内容を徹底解説していきます。
さらに送別会で喜ばれるギフトも紹介するので、ぜひ参考にして送別会を成功させてくださいね!
送別会とは?
送別会とは、所属している組織を離れてしまう人を送り出すために開催するものです。
学校を卒業したり、部活を引退したり、会社を退職したり…といった時に、別れを送り出すために行われます。
似ている言葉として「壮行会」がありますが、壮行会は一時的に離れる人を激励するためのものです。
たとえば出向や長期出張、部署異動がある時に開催されます。
送別会は感謝・祝福・労いの気持ち、壮行会は激励の気持ちと、それぞれ意味は異なりますが、どちらも心を込めて送り出すことが大切です。
【幹事必見】送別会の前に行うことは?
送別会の幹事を任されると当日まですることがたくさんあります。
仕事をしながら幹事の役割も並行して進めていくために、送別会前はバタバタと忙しくなってしまうでしょう。
しかし大切な送別会を失敗しないために、効率良くチェック項目に従って進めていくようにしてくださいね。
【送別会前に幹事がするべきこと】
- 送別会チームの作成(役割分担)
- 会場選び(下見)
- 参加者の日程調整
- 会場予約
- 挨拶の依頼
- ギフトの準備
- 案内状を送る
- 参加費用の集金
送別会チームの作成(役割分担)
送別会が小規模(少人数)であれば、幹事は1人でも可能です。
しかし大規模(大人数)の場合は、送別会チームを作成して役割分担をする必要があります。
幹事に任命された人がリーダーとなり、そこから3名前後声かけをしてチームを作成。
それぞれの役割を振り分けて、同時進行で情報共有しながら進めていきましょう。
会場選び(下見)
送別会において、会場選びは重要です。
いくつかのポイントがあるので、当てはまる会場をピックアップして下見に行きましょう。
- 職場からアクセスが良い
- 参加人数に適している
- 料理内容
- 予算
- その他希望条件
送別会の人数や雰囲気に適しているかどうかを実際に見て決めます。
たとえば上司の定年退職を大人数で祝福するのであれば、ホテルの会場を借りたほうが良いでしょう。
同僚の送別会を数人で開催するのであれば、居酒屋やレストランのほうが向いています。
その他の条件として、プロジェクターやカラオケの設備など、要望があれば条件を満たしている会場を探してください。
参加者の日程調整
会場の予約と同時進行で進めていくのが、参加者の日程調整です。
最初に送別会の主賓となる「送られる人」の都合の良い日程を3日ほどあげてもらいます。
そこから参加者に希望を取っていくようにしましょう。
LINEのスケジュール調整機能や日程調整ツールを利用すると、簡単に参加者の日程を集計することができます。
ただし上司っやチームのトップの人が参加するのであれば、事前に直接予定を伺うようにしてください。
- チームのトップが参加できる日程
- 参加人数が多い日程
- 関係が深い人が参加できる日程
- 会場に空きがある日程
これらを考慮して、最適な送別会の日程を決定させます。
日程調整は一番悩まされるものなので、早めに調整をスタートするようにしましょう。
会場予約
日程が決定したら、すぐに会場に予約を入れます。
日時と人数を伝えて、滞在できる時間や料理内容などをしっかり確認しましょう。
その時に人数変更やキャンセルの規定なども聞いておきます。
またレイアウトやマイクの有無など、細かいことまで事前にチェックしてください。
挨拶の依頼
大規模な送別会や上司の送別会の場合、各場面で挨拶を依頼する必要があります。
- 乾杯:送別者の直属の上司
- 贈る言葉:送別者がお世話になった上司など関係の深い人
- ギフト贈呈:関係の深い同僚・部下
- 主役の挨拶:送別者本人
- 締めの挨拶:参加している中で2番目の役職
特にホテルなどで送別会をする場合、上記の内容をスケジュールにして組んでおきます。
また当事者には1~2週間前までには依頼して、1人3分程度と時間の目安も伝えておくようにしましょう。
ギフトの準備
送別会で贈るギフトは、参加者で費用を出し合って連名で購入します。
参加人数にもよりますが、10,000~30,000円程度で1人500~1,000円の徴収で購入できるものが良いです。
特別なギフトは納品まで時間がかかることもあるので、周囲の人と相談して早めに購入しておくようにしてください。
参加費用の集金
参加費用の集金方法は、事前集金と現地集金の2パターンがあります。
事前集金は余裕をもって集金できますが、参加人数が多い場合は受け取りや管理が大変です。
現地集金は一度に集金できますが、当日バタバタしてしまう可能性もあります。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、前例や参加人数などを考慮して決めてください。
案内状を送る
送別会の日時や場所が決まったら、参加者に案内状をメールで送ります。
- 日時
- 会場
- 会場までのアクセス(会場のHPやgoogleマップ)
- 参加費用(ギフト費用含む)
- 集金方法
- 連絡先
案内状を受け取った人が困らないように、できる限り詳細を入れるようにしましょう。
また参加者にも失礼がないように、文章などにも配慮して作成してください。
【幹事必見】送別会当日の流れは?
送別会当日も幹事は仕事が盛りだくさんです。
主役はもちろんですが、参加者にも満足してもらえるように、当日の段取りをしっかり把握しておきましょう。
会場の予約時間にもよりますが、一般的には2時間ほどを目安に進行します。
歓談の時間足りない場合は、2次会などを企画しておくと良いです。
【送別会当日の流れ】
- 司会挨拶・乾杯
- 歓談
- 代表者挨拶
- ギフト贈呈
- 退職者挨拶
- 中締め
- 閉会挨拶
司会挨拶・乾杯
まずは送別会を始める挨拶として、退職者の紹介をします。
自分の挨拶・紹介は最後に簡潔に付け加える程度にして、基本的には主役を立てましょう。
乾杯は事前に依頼している人にお願いします。
歓談
乾杯の後は、45分~1時間ほど歓談の時間を設けます。
参加者がゆっくりと会話できるようにして、幹事は料理や飲み物の手配を進めていきましょう。
代表者挨拶
歓談の時間が落ち着いたところで、依頼していた代表者から挨拶をもらいます。
あらかじめ3分程度でお願いしておくと良いでしょう。
ギフト贈呈
代表者挨拶が終了した流れで、関係の深かった人からギフトの贈呈をします。
スムーズに進行できるように、ギフトを贈る準備を整えておいてください。
退職者挨拶
ギフト贈呈の後は、退職者となる主役からの挨拶です。
この時ギフトを一度預かり、挨拶がしやすいように配慮してください。
中締め
挨拶が終了したら、一度中締めとして送別会終了時間の案内をします。
もし二次会を予定している場合は、二次会の案内もするようにしましょう。
閉会挨拶
最後に依頼していた人に閉会の挨拶をお願いします。
幹事は、お開きになることを伝えて、店内を速やかに移動してもらえるように促していきましょう。
送別会で贈るギフトの選び方は?
ここからは幹事を悩ませる贈呈品ギフトについて紹介します。
送別会では参加者が費用を出し合ってギフトを購入するため、退職者が喜び、参加者も納得できるようなギフト選びをしてください。
退職理由から選ぶ
退職者へのギフトを選ぶ時に重要となるポイントは、退職者の退職理由です。
- 定年退職
- 転職
- 結婚・出産
退職理由によって、退職後にどのような生活を送るのか予想してみましょう。
定年退職
定年退職をする人には、第二の人生を豊かに楽しく過ごしてもらえるアイテムがおすすめです。
退職者の趣味や好きなこと、また記念として残しておける特別なギフトが喜ばれます。
これから家にいる時間も増えるので、インテリアや癒しグッズなどを贈るのも良いでしょう。
転職
転職のために退職する人には、次の仕事でも活躍できるようなビジネスグッズがおすすめです。
ただし相手が上司の場合、文具は「もっと仕事をするように」という意味で失礼になってしまうので気をつけましょう。
結婚・出産
結婚・出産で退職する人には、家事や家電などの便利グッズがおすすめです。
また家にいる時間も快適に過ごせたり、癒されたりするような記念品も喜ばれるでしょう。
絶対に喜ばれるオーダーメイド
退職祝いで悩んだ時は、オーダーメイドで特別なギフトを用意しましょう。
「自分のために作成してくれた」というだけで、贈られた側にとっては特別なものになります。
名前・日付・メッセージを入れることができるものも増えているので、ぜひ退職者に向けたオーダーメイドギフトを作成してみてください。
送別会に喜ばれるギフト人気ランキング
ここからは実際に幹事が悩む送別会でのギフトについて紹介します。
退職者が喜び、参加者が納得できるような人気のギフトをランキングにしました。
退職理由や年代に合わせて、素敵なギフトを贈ってくださいね。
【1位】花時(はなとき)
花時は、美しいバラで飾られた時計と写真フレームがセットになった記念品です。
時計の文字盤はスワロフスキーを使用していて、ブリザーブドフラワーの綺麗な花との相性も抜群。
ブリザーブドフラワーは枯れることがないので、お手入れをしなくても長く状態を保つことができます。
写真フレームは縦にも横にも対応しているので、部署内など関係の深い写真を入れておくのも良いでしょう。
時計側のフレームには、メッセージや日付を刻印することができます。
退職祝いとして、これまでの感謝が伝わるようなメッセージを入れてください。
【2位】似顔絵ポエム<朱色色紙額>
似顔絵ポエムは、退職者の似顔絵と名前ポエムをセットにした世界で一つの贈り物です。
似顔絵は、写真を送るとプロ作家が作成してくれます。
そっくりと大好評の似顔絵は、【やわらかタッチ】【ほがらかタッチ】【イラストタッチ】から選ぶことが可能です。
名前入りポエムは、退職者とのエピソードや伝えたい気持ちを注文フォームに記載するとこで、関連したポエムをプロ作家が考えてくれます。
イラストの下には、タイトル・メッセージ・日付が入るので、贈る側からの真っすぐな気持ちを入れてください。
【3位】名入れクリスタルクロック 福寿
美しい透明のクリスタルがキラキラと輝く世界に一つのクリスタル置き時計です。
上品で丸みのあるフォルムは、自宅のインテリアとしてどこにでも置きやすくなっています。
有害な鉛を一切含まずに従来のクリスタルガラスと同等の透明度と輝きを実現。
熟練の職人が手作業でカット・研磨をして、1点1点心を込めて作成しています。
時計部分はセイコー製で、金と銀のフレームから選ぶことが可能です。
またUVカラー加工とサンドブラスト彫刻から選択できて、名前やメッセージも刻印できます。
退職者にとって永遠の記念となるような特別なギフトとなるでしょう。
【4位】本数が選べる!バラの花束30本~108本
送別会のギフトの定番として、花束贈呈をすることが多くあります。
豪華なバラの花束は、年代性別問わずに喜ばれるものです。
30~108本の範囲で本数を選ぶことができるので、在籍勤務年数に合わせてバラの花束を用意するのもおすすめ。
その日一番良い状態のバラを厳選して花束にするので、とても綺麗で鮮やかです。
料金は30本6,600円~なので、予算に合わせて記念品に花束も追加すると良いでしょう。
豪華なラッピングでボリュームもあるので、送別会での贈呈シーンも華やかになります。
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【5位】名入れ 切子グラス
切子細工と呼ばれる技法で装飾を施した美しい模様の切子グラスです。
竹籠の編み目をモチーフとしている伝統的な八角籠目模様は、飽きのこない美しさ。
単品かペアで選べるので、退職者の生活スタイルに合わせて贈りましょう。
底面にはテンプレートをもとにデザインを入れることができて、名前やメッセージなどを刻印することも可能です。
これから自宅での晩酌時間が贅沢になるように、お洒落で上質な切子グラスを贈ってみてください。
まとめ
送別会の幹事は、事前準備も当日もやることがたくさんあります。
大変ではありますが、退職者や参加者に喜んでもらえるように準備や進行と整えていきましょう。
退職理由などにもよりますが、送別会のギフトは特別な記念品となるものがおすすめです。
名前やメッセージを刻めるものであれば、世界に一つだけでのオリジナルなギフトとなります。
ぜひ素敵なギフトを選んで、送別会を成功させてくださいね。